【資格って必要?】資格を取るメリットとデメリット、活かし方を徹底解説

資格を学ぶ

資格の勉強に対しては、

資格を取ってキャリアアップをしましょう!

というポジティブな意見もあれば、

資格なんて取ってもあまり意味がない!

というネガティブな意見があります。

一体どちらが正しいのでしょうか?

結論としては、どちらの意見も正しく、また間違っています。

資格を活かすのも活かせないのも、その人の置かれた状況次第です。

この記事では・・・

資格を取るメリットとデメリットをそれぞれ3つご紹介し、資格を活かすための方法もご説明します。

資格の勉強に興味があるものの、いまひとつ踏ん切りがついていない方は、ぜひとも最後までご覧ください。

資格は本当に必要なのか?

「資格なんて取っても意味がない」という意見があります。これは本当のことでしょうか?

資格と一口に言っても、世の中にはさまざまな資格があります。

そのため、個別の資格や、取得を目指す人の置かれた状況によって、資格を取る意味が変わってきます。
つまり、資格を取ることはメリットがあるとも、資格を取っても意味がないとも一概には言えません。

どの資格をどういった人が、どんな状況で取得を目指すか、取得後にどう活かすかで変わってくるからです。

資格を取るメリット3選

それでは、資格を取ることのメリットは何でしょうか?

資格を取るメリットは大きく3つあります。

  • 有資格者でなければ就けない職業に従事できる
  • 自分の専門性を客観的に示せる
  • 自分への自信になる

それぞれの内容をみていきましょう。

有資格者でなければ就けない職業に従事できる

資格の中には有資格者でなければ就くことができない職業があります

いわゆる業務独占資格と言われる資格で、例えば

  • 医師
  • 看護師
  • 弁護士
  • 税理士

などです。

医師になりたい方に、医師免許なんて必要ないという方はいません。

これらの職業に就くためには資格は必須になりますので、とてもわかりやすいです。

医師や弁護士のような超難関資格ではなくとも、業務独占資格はさまざまな種類があります。

また、設置義務資格というものがあります。

設置義務資格とは、特定の事業を行う際に、その企業や事業所にて資格保持者を必ず置かなければならないと法令で定められている資格のことです。

設置義務資格は例えば、

  • 宅地建物取引士
  • 衛生管理者
  • 危険物取扱者

などがあります。

これらの資格であれば、必要とされる業界、業種で働くためにはぜひとも取得した方がいいと言えますし、そもそも奨励されています。

自分の専門性を客観的に示せる

2つ目のメリットは、自分自身の専門性を他の人に対して客観的に示せることです。

客観的に示すことで、資格取得の努力をアピールすることができますし、キャリアアップにもつながります

例えば経理職を募集するとき、募集する立場で考えてみましょう。

3人の方(Aさん・Bさん・Cさん)が応募してくれたとします。

Aさん:「経験も資格もありませんが、頑張ります!」

Bさん:「経理職に就こうと思い、別の仕事をしながら簿記3級を勉強して取得しました。」

Cさん:「将来的に税理士になりたいので、簿記3級と2級に合格し、今は1級を勉強中です。ここで実務経験を積みたいです。」

この中から1人を採用する場合、あなたならどの人を採用しますか?
(人柄等は考慮しないと仮定します)

同じ給与条件で採用できるのであれば、多くの方はCさんを採用するのではないでしょうか?

長く働いてほしいので、独立しそうなCさんではなく、Bさんという意見もあるかもしれません。

ただ、CさんとBさんではなく、Aさんということは考えにくいです。

これはやはり、

簿記という資格を持っていること=ある程度の基礎知識を持っていることの証明

となるためです。

自分への自信になる

3つ目のメリットは、資格を取得することが自分への自信になることです。

勉強する期間は取得する資格によって異なりますが、合格に向けてある程度の期間を勉強に充て、コツコツと努力する必要があります。

そのため、合格に向けた

  • 計画性
  • 継続性

が必要です。

合格という成功体験が自己肯定感を向上させ、自信につながります。

その結果として、さらに上位の資格を勉強したり、他のことを勉強したりとできることの幅を広げることができます。

資格を取るデメリット3選

一方で資格を取ることにはデメリットがあることもまた事実です。

資格を取るデメリットも大きく3つあります。

  • 資格だけでは食べていけない
  • 資格よりも実務経験が重視される場合がある
  • だれもが合格できるわけではない

それぞれの内容をみていきましょう。

資格だけでは食べていけない

資格は、たとえ難関資格であっても取るだけでは安泰ではありません

例えば、だれもが知る超難関資格である弁護士であっても十分な収入を得られていない人は一定数みえます。

弁護士の収入分布(出典:弁護士ドットコム

1億円以上稼いでいる方もたくさんみえますが、その一方で200万円未満の方もそれ以上にたくさんみえます。

厳しい世界ですね。弁護士ですらこうした厳しい現実がありますので、その他の資格についても同様です。

そのため、やみくもに資格取得をするだけではダメだと言えます。

資格よりも実務経験が重視される場合がある

2つ目のデメリットは、資格よりも実務経験が重要視される場合があることです。

その仕事をする上で必ずしも資格が必要ない場合、資格の有無よりも実務経験の方が重要視される傾向にあります。

経理職の例で言いますと、

  • 実務経験はまったくないけれど勉強して簿記1級まで合格した人
  • 資格はないが税理士事務所で10年間働いていた人

という2人がいた場合、即戦力を求める企業であれば、実務経験を持っている人の方が強くなります。

これは、資格試験で勉強する内容が実務とそぐわないケースあるためです。

実務においては研修や勉強だけではなく、実際にやってみないと分からないことが多いことは、あなたも経験があるのではないでしょうか?

だれもが合格できるわけではない

3つ目のデメリットは、そもそも資格を取れる人は限られていることです。

特に難関資格となれば合格率は低く、だれしもが合格できるわけではありません

何年も勉強したけれど、合格できなかったということはよくあります。

もちろん、継続して努力した経験や、勉強して得られた知識はムダにはなりません。

しかし合格できないリスクがあることは考慮しなければなりません

資格を活かすための方法3選

資格を取ることにはメリットもありますが、デメリットも付き物だと言えます。それでは一体どうすればいいのでしょうか?

資格を活かすための方法は3つあります。

  • 業務独占資格か設置義務資格を取得する
  • 異なる分野の資格をかけ合わせる
  • 自分にとって必要な資格を取得する

それぞれの内容をみていきましょう。

業務独占資格か設置義務資格を取得する

資格を活かすための方法のひとつとしては、取って意味のある資格を目指すことです。

取って意味のある資格とは、先ほどご紹介したような業務独占資格や設置義務資格などが該当します。

自分が就きたい職業が業務独占資格や設置義務資格を必要としているのであれば、迷うことなくその資格取得を目指して勉強しましょう。

異なる分野の資格をかけ合わせる

2つ目は異なる分野の資格をかけ合わせることです。

異なる分野の資格をかけ合わせることで、専門領域を明確にできます。

特定の分野に特化することで独自の価値を生み出すことができます。

例えば、以下のような組合せが考えられます。

これら以外にも異なる分野の資格をかけ合わせることで独自のポジションを確保できます。

どういった組合せがあるかを考えてみるといいでしょう。

その際のポイントは自分の強みと何か別の分野をプラスアルファで考えることです。

例1.FP×社会保険労務士
家計や貯蓄などのライフプラン検討ができるFP(ファイナンシャルプランナー)と、年金や社会保険を専門とする社会保険労務士のかけ合わせは、高齢化が進む現代では強力な組合せです。
例2.宅地建物取引士×語学系資格
不動産会社で必置となる宅地建物取引士と、語学力をかけ合わせることで、外国人に特化した不動産業を展開できます。
例3.情報系資格×中小企業診断士
情報系資格と経営コンサルティングに関する中小企業診断士をかけ合わせることで中小企業向けのIT化やDX化推進に特化したコンサルティングが可能です。

自分にとって必要な資格を取得する

3つ目は自分にとって必要な資格を取得することです。

当たり前のことですが、その人の置かれた状況によって必要な資格は変わってきます。

必要な資格とは、流行っているとか、受験生が多いということには関係ありません。

例えば、○○検定という何らかの検定試験は3級は基本的な知識を問う試験が多いため、何かしらの検定3級だけを取得しても一般的にあまり意味はありません。

しかし、あなたがその分野の基礎を勉強するために利用するのであれば意味があります。

さらに2級や1級にステップアップすることもできますし、基礎基本を学ぶという目的で検定3級を取得するのであれば目的を達成できます。

この場合、必ずしも資格試験を利用しなくてもいいのですが、資格試験を利用することで体系的に学ぶことができます

そのため初めて学ぶ分野で検定試験を利用することは、目的によっては大いに効果を得られます。

資格にはさまざまな種類がありますので、自分にとって何が必要か考えて探してみましょう。

まとめ

資格には取ることのメリットもたくさんありますが、デメリットがあることも考えなければなりません。

資格を取るメリット3選
・有資格者でなければ就けない職業に従事できる
・自分の専門性を客観的に示せる
・自分への自信になる
資格を取るデメリット3選
資格だけでは食べていけない
資格よりも実務経験が重視される場合がある
・だれもが合格できるわけではない

その人の置かれた状況によって活かし方が変わってきますので、なぜその資格を取るのか、取ってどうしたいのかをまず考えましょう。

資格を活かすための方法3選
業務独占資格か設置義務資格を取得する
異なる分野の資格をかけ合わせる
・自分にとって必要な資格を取得する

やみくもに資格を取っても意味がなく、ただのコレクションと化してしまうため、そうならないように十分気を付けましょう。

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