学び直しを始めてみたものの、こんなお悩みはないでしょうか?
- 計画を立てただけで終わってしまった
- 3日坊主で終わってしまう
- なかなか続けられない
新しいことは、まず始めるだけでも大変ですが、それを継続するとなるともっと大変です。
勉強を継続をするためには「コツ」があります。
学び直しを継続するためのコツを7つのステップに分けてご紹介します。
ぜひとも最後までご覧ください。
結論
7つのステップで学びを日常生活に取り入れ、習慣化すれば継続できる
学び直しを続けるコツ

学び直しだけではなく、何をするにしても毎日続けるためには日常生活の一部として組み込んで習慣化する必要があります。
習慣化さえしてしまえば、継続は簡単なことです。
例えば、だれもが朝起きたら顔を洗う、食事をしたら歯みがきをすることは習慣になっています。
習慣化した行動は、自分の中で当たり前のこととなっているため、顔を洗うことや歯みがきをすることの前に、
「今日は顔を洗おうかな?」
とか
「今日は歯みがきをしようかな?」
とはあまり考えません。
何も考えなくても体が動く状態が習慣化できていることとなります。
学び直しも日常生活の一部として組み込んで習慣化してしまえばいいのです。
そして学び直しの習慣化には「コツ」があります。
ここでは7つのステップに分けてご説明します。順番にみていきましょう。
- ステップ1:目的を決める
- ステップ2:目標を決める
- ステップ3:周囲に宣言する
- ステップ4:実際に行動する
- ステップ5:毎日の記録を付ける
- ステップ6:1人で続けない
- ステップ7:毎日実施する
ステップ1:目的を決める

まず最初のステップは目的を決めることです。
何を学ぶのか、なぜ学ぶのかを明確にすることです。
この目的が定まっていないと継続することは難しくなります。土台となるべき点ですので、よくよく考えましょう。
そして自分の中で言語化し、言語化した結果を見える化しましょう。
紙に書いて写真を撮っておいてもいいですし、スマホのメモに登録しておいてもいいでしょう。
挫折しそうになったときは、この目的を振り返ると効果的です。
例えば、以下のようなものがあげられます。
- 海外部署や取引先との仕事を担当するために英語を学ぶ
- 自分の専門性を周知できるように難関資格を取得する
- プロジェクト運営を円滑に進めることができるようになるため、プロジェクトマネジメントを学ぶ など
ステップ2:目標を決める

目的を決めたら、次は具体的な目標を決めましょう。
ここでは達成すべき度合いと期日を可能な限り具体的な数値に落とし込みましょう。
資格試験の合格のように、はっきりとどの試験をいつまでに合格するといった目標を立てることができるものばかりではありません。
しかし達成したい度合いと期日をいったんは明確にしないと、継続は難しいです。そういった意味でも資格や検定などの各種試験を活用することは有用です。
または学んでアウトプットしたい内容を決めることも効果的です。
例えばプログラミングを学ぶ場合、こういったアプリを作るやこういった自動化ツールを作るといった制作物を決めることです。
他にも社内の勉強会の講師をするといったこともいいでしょう。
ステップ3:周囲に宣言する

3つ目のステップは周囲に目的と目標を宣言することです。
周りの人たちに知らせることで、自分にプレッシャーをかけることになります。
人間だれしも恥ずかしい思いはしたくありません。
宣言をしておいて、試験は不合格でしたとはならないように頑張る原動力のひとつにできます。
また周囲に宣言することで応援や協力を得られることもあります。
会社の人に宣言しにくい目標であれば、家族や友人、もしくはSNSなどで宣言することもひとつの手です。
特にSNSであれば同じような学びをしている人とつながることもできます。
後で述べる「毎日の記録を付ける」と通じる点がありますが、Twitterなどで毎日の学びを記録としてつぶやけば応援してくれる人は必ずあらわれますので、おすすめです。
ただしTwitterを見始めて時間を浪費することはないように注意しましょう。
ステップ4:実際に行動する

ここまで来ましたら実際の学びを開始しましょう。
ここでのポイントは、
- 勉強時間を固定する
- 勉強場所も固定する
ことです。
勉強時間は特に朝の時間に固定して毎日その時間は勉強に充てることを決めましょう。
勉強場所も可能な限り固定し、決めた場所に座れば自然と勉強することができるようにしましょう。
勉強の計画は、目標を決めた時点で期日が決まっていますので、そこから逆算して月単位でやるべきことを決めましょう。
日々の計画はあまり綿密に決める必要はありません。
ガチガチの計画を作ってしまいますと、さまざまな状況に対応しにくくなってしまいます。
勉強時間を毎日固定して勉強に充てようとしても、仕事や家族の都合などでどうしてもできない日も出てきます。
そのため、毎日すべきことは大まかに決めて、できる日は多く進め、あまりできない日は少しでも進めるようにして1か月としてやるべき内容をクリアできるように進める方が精神衛生上もよいです。
ステップ5:毎日の記録を付ける

毎日の勉強を始めたら、勉強記録を付けましょう。
私は勉強以外のことも含めてExcelで毎日記録を付けていますが、面倒に感じる人もいるでしょう。
そうした方は「Studyplus」などの勉強記録用のアプリを使うことをおすすめします。
そして勉強記録結果をTwitterなどで発信するといいでしょう。
毎日記録を付けることで、自分の行動を見える化することができます。
するとだんだんどこかで途切れることが嫌になり、逆に続けることが面白くなって継続することができるようになります。
ステップ6:1人で続けない

勉強はそのほとんどが1人で行うため、孤独なものです。
そこで1人で続けないために勉強仲間を作りましょう。
会社の同僚や友人と同じ勉強をできればいいですが、これはなかなか難しいです。
そこで勉強仲間はネット上で見つけましょう。
「毎日の記録を付ける」ステップで述べたように勉強記録を付けて発信すれば同じようなことを勉強している人を見つけやすくなります。
実際に会ったことがない人でも同じ目標に向かって勉強していることがわかれば親近感がわきますし、あまり勉強していないことがわかると恥ずかしく思うため、勉強を続けるモチベーションにもなります。
さらに勉強を教えあうこともできます。疑問点などを聞いてみると教えてもらうことができたり、その逆もまたしかりです。
ステップ7:毎日実施する

最後のステップは、当たり前のことですが毎日実施することです。
仕事や家族の都合などでどうしても時間が取れない日が出てきます。
しかしそんな時でも、例えば5分間だけであっても毎日続けるようにしましょう。
毎日続けることで1か月もすれば完全に習慣化できます。
そうなれば逆に勉強しないことが気持ち悪くなってきます。
とにかく最初の1か月は続けましょう。そうすれば後はとても楽に続けることができるようになります。
まとめ

人間の意志の力は大したことがありません。
勉強するぞ!と意気込んでもすぐに挫折してしまいます。
挫折しないで、継続するためには仕組化が必要です。
今回ご紹介した7つのステップをふむことで学びの仕組化をして、継続していきましょう。